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Dog's discipline
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| 臆病な犬と攻撃的な犬
人と犬との関わり方気持ちのよい「人と犬との関係」には、「マナー」が!!
mascotsは人・犬が大好きですから、人・犬を見ると大興奮で挨拶にいってしまいます。
それは悪いことではないと思っていますから、挨拶を受け入れてくれる人や犬たちの中にいるときはどんどん挨拶に行かせます。
でも、散歩中の街路だとそういうことを好まれない方や犬はたくさんいらっしゃいます。
だから園長はmascotsたちとお散歩中興奮したらオスワリをしないと一歩も動かないと約束をしています。
ときには興奮して立ち上がったり、興味を示してしまい吠えることもあります。
そんなときは、『あれ?どうする?』とのぞき込むんです。
そうすると、気づいて座ってくれる。
コミュニケーションだからそれでいいと思っています。。
ご宿泊中のおともだちと散歩をしていると、駅前で、散歩中の犬を発見し、警戒してストレスフルの状態なので その犬とおともだちの間に割って入る(splitting)を行っているのに。
それでも
「○○ちゃんおともだちがいるよ。挨拶しなさい」と言いながら近寄ってくる。
結果、おともだちはガルゥゥゥワンッ ガルゥゥゥワンッ歯を見せる、唸る、突進する、空噛みする、吠えるといった具合
このように迷惑をかけているのは人間の方ということが多いんです。
犬が苦手な方(犬連れ)というのは、ご自分から犬との距離をとっていきます。
そこを飼主が察することができるかどうかなんですね。
最後はやはり飼主の問題なんです。
散歩の途中で犬がうんちをした。それをすぐに飼主が拾えるか。
犬が他人に迷惑をかけるようなことをした。それを飼主がすぐに謝れるか。
そういった、"マナー"を守り、飼主が周りに対し気を配ること。
それが人と犬との関わり方の重要なポイントだと思います。
お散歩、自分が楽しいだけじゃつまらないですよね!!
犬を好きではない人とも楽しい散歩を共有できないとつまらないと思う園長でした。
犬のさわり方
初めて接する犬にさわろうとして指を咬まれた!!
初めて接する犬にさわる場合、みなさんはどのような触り方をしていますか?
犬をさわろうとしたとき、なかなか慣れなかったり、威嚇されたり、咬まれそうになったりした事はありませんか?
一概には言えませんが、触り方に原因があるようです。
不用意に犬に触ろうとした場合などです。
犬は人に危害を加えようとしたのではなく、自分の身を守るために「さわられるの、イヤだ!」「やめて!」という気持ちからの行動です。
犬は生まれたときから人嫌いな犬なんていません。
経験から何かされるのではないかという不安感からそうするのです。
例えば、初対面の犬をさわる時、いきなり頭をさわったりしていませんか?
犬は知らない人に頭をさわられることが非常に不安なのです。
何故か?
頭をさわるときには人の手は犬の視線から外れ、頭の上から手が出てきますから、犬は頭を叩かれるのではないかと感じるのです。 (不用意に頭を叩いている飼主の犬に多いです。)
こちらの気持ちは「可愛がってあげるよ」っていう気持ちからだと思いますが、相手の犬にすればとても不安なのです。
もし、あなたが知らない人にいきなり頭をさわりにこられたら、あなたならどう感じますか?
イヤでしょう自分自身に置き換えれば理解できることです。
動物には自己防衛という本能があり、自分自身が危険だと感じればそれから身を守ろうとしたり、逃げたりという行動を起こします。
ですから初めての犬に触る場合に注意してほしいことは、こちらからはさわりに行かないことです。
つまり、犬の方に寄って来てもらうようにすればいいのです。
「君には何も敵意は持ってないからね。もしさわられるのがイヤだったら来なくていいんだよ。」という気持ちで、
腰を落とし、低い位置から手をグーにして前に出します。
すると犬は安心感と好奇心から近寄って来るものです。
そうなれば、グーを開き手のひらを見せ(何も持ってない)無防備だということを示します。
体に触れさせてもらった状態でゆっくりさわってあげればいいのです。
より早く初対面の犬と親和をとる方法です。
しかし、もしそうしても犬が寄って来なければさわるのは諦めましょう、無理に親和を取ろうとすると、いい結果は望めません。
注) 日本犬(秋田犬・紀州犬・柴犬など)の場合は、例え、しっぽを振りながら寄って来たとしても、さわらないで下さい。
いきなり噛まれたりします。特に無表情で近づいてくる日本犬は要注意です。
犬の表情を読みとって対応して下さい。
日本犬場合は、園長も心の内を読み切れないところがあります。 そこが日本犬のすばらしいところでもあります。
心を許した人でない限り心の中は見せません。それだけ主人に忠実なのですね。
どのような犬でも生まれたときは純粋です。 犬の性格を変えるのは人です。
犬の気持ちを理解し、人と共同生活をできるような躾をしてあげて下さい。
臆病な犬と攻撃的な犬
知らない人や犬が近づくと尾を丸めて逃げる犬、知らない人や犬が近づくと歯を剥き出しにして唸る犬の悩みが多く寄せられています。
臆病な行動と攻撃的な行動。
これらは一見正反対のように感じますが、実は同じことが原因となった問題です。
逃げることも攻撃することも目的は同じで、犬は恐怖を感じている相手との距離をとりたいと思っているのです。
特に、あまり家庭以外の環境に触れることがなく、社会性が不足したまま育った仔犬の場合には起こりやすい問題です。
いろいろなものに対して恐怖心を抱いている犬には、今すぐに対策を練らなければなりません。 臆病な性格も攻撃的な性格も、それを解決するためには犬に自信をつけさせることが大切です。
犬幼稚園 Buddy Dogを通じて「他の犬は自分に危害を加えない」「人間は安全だ」と犬に思わせて、最終的には「他の犬と遊ぶと楽しい」「人間と一緒にいることが大好き」という性格に変えましょう。
犬に自信をつけさせるために一番大切なことは、「絶対に焦らないこと」です。
犬が他の犬を怖がっているにもかかわらず、無理矢理リードを引っ張って行って近づける人がいますが、ほぼ間違いなくケンカが起こり、状況を悪化させることになるでしょう。
他の犬を嫌がる犬に自信を持たせる練習も、犬のペースで慎重に行う必要があります。
いきなり犬がたくさんいるドッグランに入れるなどということは避けるべきです。
社会化を勉強させようと、犬をそそのかしたり、怖がる犬を安心させたり、抑制したり、なだめたりしてもいけません。
愛犬とのより楽しい生活のために、しつけ方の正しい知識を学びましょう。
犬幼稚園 Buddy Dogでは犬の飼い方・しつけ方・マナー、食事、犬の健康管理・メディカルに関するお話を随時、園長が行っています。
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