何が問題なのか? ( 2006/10/09 ) 「広島ドッグパーク崩壊」に関しては連日テレビのニュースやWeb上で取り上げられています。
昨日も「真相報道バンキシャ」で放送されていましたね。
多くの死んでしまった犬達を施設内に埋めていたという新事実・・。
全ての報道を見ておりませんが、いくつかの番組を見ていて違和感を抱くのはわたしだけでしょうか?
あの悲惨な状況を見て「酷い」「許せない」とほとんどの人が思われるでしょう。
管理責任者の無責任さに憤慨する人々がほとんどでしょう。
でも、これも一過性の事件として次第に風化していくような気がするのです。
「全てあの責任者が悪い。」として・・
でも、「事情があってこの犬は飼育できないので・・」と言って役所へ処分を依頼する人って日常的にいると思います。
「仕方ないじゃない」で犬・猫を捨てる人も多くいます。
ドッグパーク崩壊で、沢山のボランティアさん、全国からの救援物資・寄付、TVでの報道、里親希望の方、
と、注目されているけれど、一方で全国の愛護センターでは毎日、捨てられた犬・猫達がひっそりと殺処分されている.....
責任者を「人間じゃない」「酷すぎる」と上から責めるだけではなく、この機会に「何が問題か」を考える事が必要だと思います。
しかし、全国から広島入りしたボランティアのみなさんの行動力には脱帽です。 | |