資格無法地帯の動物取扱業? ( 2006/10/15 ) 次から次へパーク崩壊&無責任な管理の現状記事中のハニコムさんの疑問
「肩書きが「家庭犬トレ−ニングインストラクター」だと。ペット関係の資格って、こんなずさんなワンコの管理をする人にも その資格を与えてしまうんだろうか、こんな人でも簡単に取れてしまうんだろうか?」
ハニコムさんの疑問どおりなのが現状です。誰でも勝手に作って名乗ればよいのです。
Web上で検索してもこのような資格を与えている民間団体は存在しません。
動物取扱の関連資格と内容は以下のとおり
民間資格とは? 民間資格とは、民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格。 企業によっては国家資格や公的資格と同様に知識や技能があるものとして広く認知されている資格や、直接職業に結びつく資格もあり、認知されている信用度、価値のレベルが高いほど資格取得が困難になっています。 しかしながら民間資格は法律によって制度化されていないので、資格の有効度などの言葉を巧みに利用した商法も数多く存在しますので注意しましょう。
■犬訓練士とは? 犬訓練士とは、将来警察犬として働く犬や盲導犬、介助犬などの飼育、訓練、管理等についての知識と技術を認定する資格です。 その他情報 難易度は? : 普通。合格率は100%。 仕事内容は? : 犬の訓練はもちろんのこと、飼育・管理を行います。
■トリマーとは? トリマーとは、ペットの美容師です。 その他情報 難易度は? : 普通。合格率は90%ほど。専門の学校で勉強するのが一番の近道です。 仕事内容は? : 動物のブラッシング、爪切り、耳掃除、シャンプー、カットなどを行います。
■動物看護士とは? 動物の看護を主に、獣医師の行う診断や治療の支援し、予防、感染防止、健康の増進などの指導能力を認定する資格です。 その他情報 難易度は? : やや難しい。専門の学校などで勉強し、受験するため合格率は90%と高い。 仕事内容は? : 動物医療の補助、傷病動物の看護、血液・皮膚・糞尿などの検査業務、動物の適正な飼養および公衆衛生の指導ならびに普及啓発を行います。
有資格者とは何者かお解りになりましたか?
資格の有効度などの言葉を巧みに利用した商法も数多く存在しますので注意しましょう。 | |