まだ間に合う!愛犬の社会化 ( 2012/03/10 )
【犬の幼稚園 Buddy Dog】
色々な経験をさせるって犬にとっても大切なんですね。
色んな場所に行く、いろんな人に会う、色んな犬にあう。
もちろん仔犬のときは、ご存知のとおり最重要課題ですけど、
大人になってからも社会化って大切なんです。
「うちはもう大人になっちゃったらダメですか?」という
質問をよく受けるのですが、
そんなことはないんでよ。
そもそも社会化って何でしょうか?
犬も人と同じですが、一人では生きていけません。
生きていくには、環境つまり社会に適応する必要があります。
その相手は犬である場合もありますし、人、モノ、他の動物の場合もあります。
その環境全般に慣れていく過程が社会化です。
子犬は何も知らない状態で生まれてくるので、
生きていくために多くのことを学べる状態になっています。
ですからこの時期に多くの経験をさせておくことが、大切なんです。
特に大切なのが犬同士の社会化です。
現代の人間社会では意外と犬同士の接点が少ないんです。
子犬のころの経験不足が原因で、吠えてしまう、お散歩が上手くいかないという
困りごとに発展しているケースがとっても多いんです。
では犬がオトナになってしまったら、もう社会化はできないのでしょうか?
そんなことはありません!!確かに子犬に比べると時間はかかります。
でも、飼主さんが諦めず、焦らなければ必ず結果はでるんです。
社会化というのは単に犬同士遊べればよいというものではありません。
犬同士のカーミングシグナル(あなたに敵意はありませんよというサイン)
などのボディーランゲージを読み取れるコミュニケーション力が必要です。
それには犬のことを理解している人間が介入し、
犬同士のルールを教えてあげることも必要になってきます。
色々な性格の犬と色々な経験をすることによって、
犬のココロは強くなり、自分なりの他の犬との距離感を掴んでいくんです。
この段階では、飼主さんがいないことも大切なポイントです。
飼主さんがいると甘えてしまい自分で対処する力が弱くなってしまいます。
犬のココロが強くなって、正しいコミュニケーションを理解できるようになると、
人間との関係もとてもよくなります。人間の言葉が冷静に聞けるからです。
いきなり押さえ込んでダメなことを教えていくよりも、
犬にも負担がかかりません。
ココロが強くなった段階で飼主さんと一緒に楽しめることを始めると、
吠えるなどの困りごとに向いていたエネルギーを、
上手く良い方向に向けられるので、効果的です。
性格が消極的か積極的かは問題ではありません。
消極的な性格でも上手くできますし、
積極的でも関わり方が上手くない場合もあります。
その子にあった社会の関わり方を引き出してあげることがポイントです。
人間だって、社会との関わりを断って閉じこもっている人より、
社会の一員であることを認識して上手くかかわりを持っている人のほうが
魅力的に見えます。
1度体験してみたいという方は、犬の幼稚園 BuddyDogの見学もお勧めです。
どちらにしても一人では生きていけないのは犬も人も同じことなのですから。
犬達は犬の幼稚園 Buddy Dogで仲良くじゃれあったり、時にはおもちゃを取り合ってみたり・・
遊び疲れて寄り添って眠っていたり・・愛くるしい表情をいっぱい見せてくれます。
その姿は本当に純粋で愛しい程です。
『犬の社会性』を身につけることが、将来に良い子になる秘訣。
「三つ子の魂百までも」は、人間も犬も一緒なんですね。
愛犬は我々の生活の重要なファクターとして、身近な存在となっています。
しかし、社会性不足のため問題行動犬も多数、それを解決するための犬の幼稚園!!
“人と愛犬の幸せなライフスタイルを提案”する犬の幼稚園 Buddy Dog
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