●愛犬とのお別れ ( 2009/02/21 )
U^ェ^U 愛犬家にとって心強い相棒に... 02/21のUP後 愛犬の最後を看取った方から................。 その喪失感は他人には計り知れません。 どうしても犬の方が人間より寿命は短いものです。 ゆえに私たちが動物を見送ることの方が圧倒的に多いはずです。 簡単に気持ちを切り替えたり、ましてや忘れることなどできるはずも ありませんが、自分なりの「お別れの儀式」をすることで、気持ちに 区切りをつけることはできます。 ●亡くなった直後 お別れしながら、清拭をしてあげてください。 夏期でしたらドライアイスを、遺体の下に敷きます。 お通夜(お別れ)を家族で行います。 ●お見送り 基本的に、3つの方法があります。 1.庭に埋める 法的にも問題なく、実際、多くの人がそうしていると思われます。 しかし、マンションで暮らしている場合など、すべての人に可能では ありません。 ちなみに、公園には埋葬できません。 穴は深めに掘り、遺体はビニールなどには包まないようにしましょう。 きれいな紙を敷き花などで囲んであげて、上には大きめの石を置いて 他の動物に荒らされないようにしましょう。 2.公営の斎場を利用する 火葬のみであれば公営の斎場が利用できます。 3.民間業者、寺院を利用する いわゆる「ペット霊園」が含まれます。 予算に応じて様々なサービスを受けることができます。 拾骨の他、葬儀等の供養もしてもらえます。 多くが、「供養、お葬式」→「火葬」→「納骨」の流れとなります。 自宅への引取、送迎もあるところが多いようです。 以下の例のような、様々なオプションが用意されています。 ・合同葬…他のペットと一緒に火葬。 お骨を拾うことや火葬に立会うことはできません。 ・個別葬…火葬場に一時遺体を預け立会葬のない時間に単独火葬。 この場合は収骨することができますので、自宅に持ち帰った り、その場で納骨することもできます。 ・立会葬…火葬場にてすぐに単独火葬。 待合室にて待機後、希望者はご自身で拾骨。 もちろん、骨壷等に入れて持ち帰ることができます。 ●お見送りが終わったら お墓か納骨堂、動物供養塔などの供養施設を利用したり自宅へお骨を 持ち帰り、自分で供養してあげるなどしてください。 いずれの方法でも主眼は「セレモニー」「儀式」を行うことです。 この「セレモニー」は「犬のため」であると同時に 「飼い主が気持ちの整理をするため」に非常に有効です。 ですから、庭に埋めてあげた場合や、公営の斎場などを利用した場合も 必ず「セレモニー」をしてあげましょう。 きちんとしたお別れをすることによって、ペットロスなどを防ぐことが できます。 ●ペットロス 愛犬が亡くなれば悲しくて当然です。 なのに何故か、特に日本では「犬が死んだくらいで泣くなんて」と、 軽く見るひとがいるものです。 そういった風潮のせいで、 いわゆる「悲嘆のプロセス(悲しいことを存分に悲しんで、やがて 穏やかな想い出に変化させること)」をうまく経ることができず、 挫折したまま立ち直れなくなってしまう場合があります。 それをペットロスと呼んでいます。 「新しい子を迎える」「その子の思い出のアイテムを片付ける」など、 対処方法は色々ありますが、まずは思う存分悲しむことだと思います。 好きなだけ、どんなに可愛かったか、いい子だったかとその子との 想い出に浸ったり、その子のことを共通の知人と語り合ったり、 こんなに大好きだったよと、たっぷりと実感するのがいいと思います。 そうしたら、きっと心に区切りがつけられて、幸せな想い出に癒される ことと思います。 どうか、別れ(死)を恐れて、新しい出会いを拒まないでください。 そして、新しい子もまた幸せにしてあげてください。
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