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犬のアレルギー対応食の選び方 Health food for dogs (dog food)
アレルギー対応食の選び方
犬の食物アレルギーの原因食材を避け、有害物質が極力少ないフードを選ぶことが大切です。
主原料にトウモロコシ・大豆・小麦を使用していないフードが望ましく、農薬・化学薬品・合成酸化防止剤などの有害物質が少ないフードが理想です。
人間用の食材を使用していることが証明されており、第三者検査機 関で製品検査を受け、エトキシキン・BHAなどの合成酸化防止剤、メラミン・カビ毒・サルモネラ菌などの有害物質が未検出であるものが望ましいです。
処方食でも同様に、限定した食材でも栄養基準に適合しているフードを選ぶことが重要です。
犬の食物アレルギーに対応するためには、まずアレルゲンの原因食材を避け、有害物質が少ないフードを選ぶことが大切です。
多くの犬達が処方食を食べてもアレルギー性皮膚炎が治らない原因は、アレルギー食で、安全で栄養バランスが良いフードが少ないことが原因とされています。
したがって、トウモロコシ・大豆・小麦を使用していないフードを選ぶことが望ましいです。
一般的なドッグフードには、トウモロコシ類、大豆、小麦が含まれていることが多いので、注意が必要です。
これらの原材料がなぜ不適切なのかは、別の記事を参考にしてください。
病院での処方食についても、同じ観点から見直す必要があります。
一部の獣医師は、処方食にも安全性に問題があると指摘しています。
処方食には、通常のフードと同様に、有害物質が含まれることがあります。
また、処方食には独自の原材料が使用されているため、安全性に関する情報が十分でない場合があります。
したがって、獣医師と相談し、安全性について確認を行うことが重要です。
限定的な食材でアレルギー対応食を選ぶ場合でも、栄養基準に適合したフードを選択することが大切です。
犬は自ら必須栄養素を生成できないため、食物からの摂取が必要とされるとともに、AAFCO栄養基準が実質的な世界基準として規定されています。
アレルギー対応食でも、犬にとって必要不可欠な栄養素を十分に摂取する必要があります。
例えば、健康的な皮膚と被毛を維持するためには、タンパク質、脂質、亜鉛、ビタミンなどのバランスの良い質の高いフードを選択することが重要です。
特に、タンパク質はアミノ酸スコア100の肉や魚のような高たんぱく質の動物性食品が好ましいです。
脂質も、皮膚や被毛の主要材料であり、動物性脂肪のみならず、一価不飽和脂肪酸やオメガ3とオメガ6の不飽和脂肪酸とバランスが良い高品質な脂質が必要です。
さらに、皮膚と被毛に関連するビタミンやミネラル(亜鉛、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチンなど)が配合されているかを確認することも重要です。
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1.皮膚トラブル犬の食事 2.犬のアレルギー対応食の選び方 3.肝機能低下犬の食事 4.腎機能低下犬の食事 5.処方食・療法食について 6.犬のアレルギー 7.手作りフード 8.愛犬の食事と皮膚の関係
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