商売優先の無計画な繁殖 ( 2006/06/16 ) ●商売優先の無計画な繁殖
病気になるのが当たり前? ペット繁殖・流通の仕組み
相談内容は90%以上が健康上の問題、そう病気です。
それもパルボをはじめ、ジステンパー、原因不明の下痢や吐血、寄生虫、先天性疾患、ケンネルコフ、水頭症、股関節形成不全、 心臓病、ウイルス性気管支炎、皮膚病、白内障など病気のオンパレードなんです。
ワクチンなどで予防さえやっておけば防げるものが多いのです。これって、どういうことなんでしょうかね?
繁殖者たちがいかにいい加減な繁殖をしているかというのが原因のひとつ。
いま流行の犬種をブームが終わらないうちに急いでつくれということで、遺伝性疾患のチェックもせず、
はじめての発情でも発情の度ごとにでも交配に使って子犬を産出してしまう繁殖者が多いそうです。
だから病気がちな子たちがどんどん生まれる。
次に、若くてかわいい幼齢の子犬じゃないと店頭で売れないからと早めの出荷を急かす仲介業や小売店がいる。
それでわずか3~4週齢の子犬たちが競り市にかけられる。
競り市って、最近はオークションなんて言い方を変えてますけど、どんなところだか知ってます?」
ペットの競り市とは、3~4週齢ぐらいで母犬や兄弟犬たちと離された子犬たちが段ボールに詰められ全国から集められ競りにかけられる市場のこと。
また、3~4週齢といえばまだワクチンも接種できない時期、パルボやジステンパーの子が紛れ込んだら一気に感染が広がってしまう。
それと、犬舎からオークションまでどうやって運ばれてくるか?
繁殖業者のトラックや配送業者のクルマで揺られてくるんです。
そんなストレスのかかる中で、ほんとに健康な犬たちが取引されていると言われても信じられません。
その結果が、先に示した相談内容に反映されているということでしょう。 | |