アメリカのペットフードに関するReport ( 2007/01/18 ) API(アメリカ動物保護協会)のフードに関するReportがありました。
他にも色々なテーマのレポートがありました。参考にされてみては!!
Get The Facts:What’s Really in Pet Food 原文はこちら
ペットフードの真実
導入部だけでも興味津々!!
太ったチキンと、牛肉、新鮮な穀類、そして犬やネコにとって必要不可欠な全ての栄養が詰まっている製品。
これらはペットフードのメーカーがメディアや広告を通して広めるイメージです。
これは年間に110億ドルもの市場規模を持つ米国のペットフード産業が、消費者が彼らの製品を購入する際に持って欲しいイメージなのです。
この報告書は消費者のそうしたイメージと、実際のペットフードの品質との相違を調査したものです。
ここでは一般的な基準を用い、最も良く見かける有名ブランド ( スーパーマーケットやディスカウントストア等に山積されている量産型ペットフード) を中心に調査しています。
高く評価されているブランドであっても、同罪であることが分かります。(ちょっとニュアンスが違うかも!)
ペットフード産業が人間の食料と農産業の延長にあることを、消費者は知りません。
ペットフードは「屠殺場くず肉」、「人間が食するには不適当であると思われた穀物」、「類似の廃棄物」等を、利益をもたらす物として市場を作り出したのです。
これらの不要廃棄物には腸、乳房、食道や、恐らく病気、または、がん性の動物の部位を含みます。
米国で主要な5つのペットフードの会社の3つが、メジャーな多国籍食品製造企業の子会社です:
●ネッスル(Nestl)グループ: lpo(アイポ) Fancy Feast(ファンシーフィースト) Friskies(フリスキーズ) Mighty Dog(マイティドッグ)
●ハインツ (Heinz)グループ: Lives more Gravy Train Kibbles n Bits Recipe
●コルゲート(Colgate-Palmolive) Hill's Science Diet Pet Food 注:現在は日本ヒルズ・コルゲート株式会社 Hill's-Colgate(JAPAN)Ltd
●プロクター・アンド・ギャンブル (Procter & Gamble)グループ Eukanubaと Iams
●マース(Mars) Kal Kan Mealtime Pedigree Sheba
●ニュートロ(Nutro)
ビジネスの見地から言えば、多国籍の食品製造企業がペットフードを製造する会社を所有するということは理想的です。
それは多国籍企業は彼らの廃棄物をフルに利用するマーケットを支配下におくという事になり、かたやペットフードメーカーにとっては、大量の材料を購入する信頼できる仕入先を持つという事になるからです。
この国では何百というペットフードが出回っています。
ただし市場に出ているフードの多くが事実上同じ中身であると同時に、ペットフードメーカーのすべてが低い品質と潜在的に危険な原料を使っているわけではありません。
以下 原材料について 添加物と防腐剤について ペットフードはどう作られるか? ペットフード用のラベルについて 栄養価への影響 汚染物質について がレポートされています。
API(Animal Protection Institute of America)って?
APIは全ての動物に対し人道的な扱いをするよう、情報の提供、教育そして啓発活動を目的として 1968年に非営利の団体として設立されました。
主にコンパニオンアニマル、野生生物、動物の保護立法、食物、、実験動物、学校での教育を主な活動対象としています。
本部をカリフォルニア州サクラメントに置いています。と紹介されています。
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