ペットフードを食べたイヌやネコが約10頭が死亡? ( 2007/03/20 )
ペットフードをリコール、死亡例10件と
ワシントン──カナダのペットフード大手メニュー・フーズは17日、北米向けに昨年12月3日から今年3月6日までに出荷した、イヌやネコ向けのペットフードをリコールすると発表した。
米国で、同社のペットフードを食べたイヌやネコの腎不全が相次いで報告され、約10頭が死亡したためとしている。
リコール対象となっているのは、49銘柄のドッグフードと41銘柄のキャットフードで、米小売り大手ウォルマートなどのブランド名で発売されている6,000万個に達する。
リコール対象の製品にはすべて、新しい供給元から購入した小麦グルテンが含まれているという。
腎不全などに陥ったイヌ、ネコの総数は明らかになっていない。
また、同社の製品とペットの疾患に、直接的な関連があるかどうかも分かっていない。
しかし、同社の親会社メニュー・フーズ・インカム・ファンドは「何が起こっているのか、把握できていない」として、大量リコールに踏み切った。
メニュー・フーズ社は米食品医薬品局(FDA)にリコールを報告。FDAは、同社工場への立ち入り検査などに着手した。
リコール対象製品の一覧は、メニュー・フーズ・インカム・ファンドのサイト(http://www.menufoods.com/recall/index.html)で確認できる
- CNN/AP
リコールの銘柄はユーカヌバ、アイムス、ニュートロナチュラルチョイス、ニュートロなど日本でもなじみの深いものもあります。
昨年10月から謎の犬猫の腎不全多発事件としてCNNなどが取り上げていたニュースですね。
ドッグフードが原因でしたか・・・一時期はEPAが急遽禁止物質にしたPFOS/PFOA(スコッチガードなどテフロン製剤)が原因とも言われていたのですが、グルテンが何かに汚染されていたのでしょうか?
原材料に同じ小麦グルテン(小麦のタンパク質)が含まれている限り、正規輸入も並行輸入も同じ危険性があると思います。
日本で原材料を国内調達しているならともかく、同じ調達先を使っているメニュー・フーズ系は全面的にグレーと見た方がよさそうです。
犬でも腎不全は人間と同じく不治の病になりかねません。
疑わしいフードを与えている方は、しばらく別のメーカーに........。
あと、米国のダイアモンドペットフード社のドックフード、キャットフードが原因となり、アフラトキシン中毒が発生して、アメリカで100頭以上の犬が犠牲になっています。
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