悪質獣医師に賠償命令 獣医選びは飼い主の責任 ( 2007/03/23 )
引用:asahi.com 『不要な手術は「傷害」 獣医師に賠償命令 東京地裁 2007年03月22日23時38分
「多摩センター動物病院」(東京都多摩市)がペットに不要な手術をして死なせたうえ報酬を不正請求したなどとして、飼い主5人が獣医師を相手に計1,180万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。
水野有子裁判長は、手術は不必要なもので動物への傷害として不法行為になると認定。
虚偽の病状を告げて治療費を得たのは詐欺にあたるとし計320万円の支払いを命じた。
判決によると、30人以上が病院に苦情を寄せており、原告側は詐欺罪での刑事告訴も検討している。
獣医師は「手術をしなければ死ぬ」と飼い主にうそを告げ、3件で手術を実施。 また、ペットホテルで預かった犬からサナダムシが見つかったなどとうそをつき、治療費をだましとった。
水野裁判長は「獣医師の行為は計画的、常習的で悪質。カルテの信用性も低い」と述べた。』
治療用ということで、経皮毒性の高いプロピレングリコールを原料とした危険なコンディショナーや産業廃棄物といえるような物を原料とした処方食を出している獣医師は少なくないですよね。
「飼い主の責任」自覚を!!
動物医療の進歩や動物とともに暮らす人々の意識の向上により、動物の寿命はひと昔前に比べ随分と延びました。
一緒に暮らせる時間が長くなったことは喜ばしいことです。
普段から、愛犬・愛猫と家族にとって「よい獣医さん」「よいフード」を探しておいていただきたいと思います。
「おかしいな」と思ったときに、いつでも相談できる、そして信頼できる「かかりつけの動物病院、獣医師や専門家」を確保してください。
信頼できる相談相手探しは病気になってからではなく、健康なうちから始めましょう。
専門家の対応や雰囲気など、自分と愛犬にとって安心できる環境、信頼できるかどうか調べてください。
●質問したときに、きちんと答えてくれる、わかるように説明してくれる ●家族の意見を聞いてくれる ●自分の意見を押しつけない ●家族に責任を押しつけない ●一緒に考えてくれる
などは大切なポイントです。
90%の人が「素晴らしい○○だ。」と言っても、残り10%の人は「自分とは考え方が違っている」と言うこともあります。
だからこそ、大切な愛犬のために、納得できる専門家をしてください。
私達愛犬家は、愛犬から「命を含めた委任状」を預かっているのです。
どのような食事を与えるか、どのような治療を受けさせるか、は家族の判断に任されるわけですが、専門家とよく相談をして結論を出してください。
いちばん大切なのは家族として、自分たちはどうしたいか、どこまで望むのか、ということを明確にしておくことが重要だと思います。
犬幼稚園 Buddy Dogは、愛犬を家族にもつすべての方のお役に立つことを願っています。
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