大阪 「毒入りちくわ」食べて犬が死ぬ 「近所迷惑」と封書も ( 2007/03/29 )
28日午前7時半ごろ、大阪府枚方市楠葉野田の民家の庭先にある犬小屋の中に、青い粉末が入ったちくわ2本が置かれているのを住人の女性が見つけ、枚方署に通報した。
飼い犬は27日に急死しており、同署は犬が毒物を食べた可能性もあるとみて、器物損壊容疑で調べている。
被害者宅には昨年10月と今年1月に「朝5時から犬がほえ、近所迷惑だ」などと書かれた封書が届いたほか、犬小屋近くに吹き矢3本が落ちていたこともあり、同署が関連を捜査している。
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マナーを守るのは誰?
ここでちょっと「しつけ」と言う意味を考えてみてください。
愛犬をしつけるというと、まずオスワリやフセやじっと動かないでいることを教えることだ、と思っている人も多いようですが、一番大切なことは同じ家の中で、人と愛犬がどちらも幸せに暮らせ、近所の人が愛犬のせいで不愉快な思いをしないですむようにすることです。
そう、愛犬の場合は家の中で良い子でいるというだけでなく、周囲の人の迷惑にならないようにする、ということがとても大切です。
では、周囲の人の迷惑はと言うと、どんなことがあるでしょうか。
大きく分けて3つです。
吠え声による「うるさい」
抜け毛、排泄物、愛犬自体の汚れに関する「きたない」
散歩中や放し飼いなどのため、かみつかれそうで「こわい」
このなかで、「きたない」に関する苦情は、100パーセント飼い主の注意でなくなります。
犬は本来きれい好きな動物ですが、残念ながら自分で自分の排泄物をかたづけることはできません。
猫のように自分で体中グルーミングすることも不得手ですし、長毛種の場合は不可能です。
自分の身の回りを清潔に保つためには、人間の協力が必ず必要です。
愛犬を飼っている人、これから飼おうと思っている人が、愛犬の排泄物の処理は、その愛犬が生きている限り、飼い主が責任もってかたづけなくてはならないことを、はっきり自覚して実行してくれれば、愛犬についての「きたない」という苦情はなくなることでしょう。
「こわい」と言う苦情についても、家から外に連れ出す時は、必ずリードをつける。
リードがついていても、不用意に他の人に近寄らせない。
他の人の側を通る時は、リードを短く持つ、できれば他の人と愛犬が直接接触しないようにハンドラーが間に入るようにする。
などの注意をすることで、愛犬嫌いの人の不安は、大幅に減ることでしょう。
「うるさい」と言う苦情は一番解消しにくいことかもしれませんが、愛犬を充分運動させる。
外の刺激が見えないよう工夫する。飼い主が近所の人と仲良くする、などで軽減できることもあります。
こう考えてみると、もうおわかりでしょう?
愛犬と生活することで、周囲の人に不快感を与えてしまうかどうかは、愛犬の素質より、飼い主の素質が大きいのです。
「しつけ」が必要なのは、愛犬より前に飼い主ということになります。
愛犬がいけない、と言う前に、人間の責任を考えてみましょう。
でも、毒を犬に食べさせるのは..........
Buddy Dog 犬幼稚園は愛犬の性格を考えながら、無理せず、あきらめず、一歩ずつ、オーナーと愛犬の関係をつくり直すことをサポートします。
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