ペットフード リコール問題さらに拡大 新たな懸念が浮上 ( 2007/05/04 )
▲メラミン汚染ライスプロテインが他社にも流通の可能性。 Wilbur-Ellis Co.(ウイルバー・エリス社)以外の米国他社が輸入していたライスプロテインもメラミンに汚染されている可能性があることを伝えた。
また、各ペットフードに対して小麦グルテンを中心に行われている検査を、ライスプロテインとコーングルテンにも拡大して検査を行うよう求めている。
▲ナチュラルバランスがリコール対象ペットフード拡大 リコール対象に缶フード4製品追加 今回新たにリコール対象となったペットフードの原材料にはライスプロテインの表記はなく、Natural Balance Pet Foods,Inc.(ナチュラルバランスペットフード社)は、本来ライスプロテイン濃縮物が使用されていないはずのペットフード4製品であることを伝えた。 [ ナチュラルバランス リコール追加製品 一覧 ] ・Chicken Formula Canned Dog Food 13 oz ・Lamb Formula Canned Dog Food 13 oz ・Beef Formula Canned Dog Food 13 oz ・Ocean Fish Formula Canned Cat Food 3 oz & 6 oz
▲ペットフード リコールに1社追加 シェナンゴバレー ペットフーズ社が一部ペットフードのリコール開始 発表されたペットフード社のうち、Foster & Smith, Inc.(フォスター&スミス社)とSmartPak(スマートパック)は既に一部ペットフードのリコールを開始。 FDAはこの2社以外に、Healthy Pet Foods, Inc.(ヘルシーペットフーズ社)の一部ペットフードもリコールされていることを伝えた。 発表されたHealthy Pet Foods, Inc.(ヘルシーペットフーズ社)のリコール対象製品は、賞味期限が"4月29日2008年"までの「LICK YOUR CHOPS LAMB MEAL, RICE & EGG CAT FOOD」1製品。
▲ロイヤルカナン 米国でリコール対象ペットフード拡大 リコール対象ペットフード8製品追加
Royal Canin USA,Inc.(ロイヤルカナン アメリカ社)は、ライスプロテイン濃縮物を含む犬・猫用ペットフード8製品をリコール対象に追加した。 そして、Royal Canin USA,Inc.(ロイヤルカナン アメリカ社)は、今回のリコール対象ペットフードの拡大を発表すると共に、今後中国から輸入した植物性タンパク質を使用しないことを伝えた。 [ ロイヤルカナン アメリカ 追加リコール対象ペットフード ] Royal Canin Sensible Choice(ロイヤルカナン センシブルチョイス) -ドライドッグフード- ・Chicken Meal & Rice Formula Senior ・Lam Meal & Rice Formula Puppy ・Lam Meal & Rice Formula Adult ・Lam Meal & Rice Formula Senior ・Rice & Catfish Meal Formula Adult Royal Canin Veterinary Diet(ロイヤルカナン ベテリナリーダイエット) -ドライドッグフード- ・Canine Early Cardiac EC 22(TM) ・Canine Skin Support SS21(TM) -ドライキャットフード- ・Feline Hypoallergenic HP23(TM)
▲ペットフード リコール第3の汚染原料「コーングルテン」 American Veterinary Medical Association(AVMA/米国獣医師会)は、南アフリカでのRoyal Canin,S.A.(ロイヤルカナン社)によるリコールと共に、リコール原因とされるメラミンに"コーングルテン"が汚染されていたと発表した。 今回、メラミンが検出されたコーングルテンは中国から輸入。
▲ペットフード汚染、ヒトにも波及か? FDA米食品医薬品局は、相次ぐペット死亡を受けて自主回収されたペットフードに使われた中国産食品添加物から工業用化学物質メラミンが発見されたことから、中国から輸入された食品添加物6品目を新たに検査すると発表した。人用の食品にメラミンが混入されたと疑う理由はないが、不安を払拭するための措置と説明している。 FDAの発表によると、検査対象となるのは中国から輸入された小麦グルテン、コーンミール、大豆ミール(粗挽き粉)、コーングルテン、濃縮コメたんぱく質、コメぬかの6品目。 | |