家庭犬のしつけ ( 2006/10/13 ) 犬を褒めてしつけるを基本にしてオーナーと愛犬との接し方について勉強しましょう。
犬の社会は人と違って決して民主主義ではありません。
家庭犬は常にリーダーを必要としています。
そうした犬たちは人の社会でどのように暮らせばよいのでしょうか。
小さな群、まずは家庭の中ではどの位置(地位)にいるのでしょうか。
そこから考えてみましょう。
人は犬を飼っていると思い、自分がリーダーだと信じています。
が、本当にそうでしょうか。犬の言い分はこうです。
「二本足の犬がちっともリーダーシップを取らないから、僕が頑張ってこの群をまとめるんだ!」これが犬の考えです。
そして、人の社会から見て困る犬、「問題行動犬」が誕生するのです。
しつけのもっとも近道は子犬の時から、あるいは犬が家族の一員になったときから行なうこと。
1度決めたことは必ず守る(守らせる)。
リーダーとして一貫した態度で望むことです。
成長した犬でも少し根気がいりますがしつけはできます。
犬は一生学習する生きものです。
ですから、今はダメ、後でなら構わないといった曖昧なしつけ方ではどんな犬でも迷ってしまいます。
一貫した態度、これが大原則です。
では、何が良くて,何が悪いのでしょうか。犬に白黒をハッキリさせるにはどのようにすればよいのでしょうか。
よく悪いことをすれば叱ったり、叩いたりするのが一般的な考え方ですが、叩かれたりすれば犬もやはりその人を「嫌いだ!」と思います。
その人がいなければ、”叩かれない”と考えるようになります。
相談に来られる方の話には実にこういったことが多いのです。
叩くよりむしろ良い行いに対して褒めて、褒美をあげます。
なぜ褒められたのかを犬の頭に理解させます。
ですから、犬が自ら学習していくので叩かれるしつけよりも生き生きとした明るい犬に育ちます。
どのように理解させるのか、それは褒め方とタイミング、そして犬の熱意にあります。
犬の熱意とは褒めてもらうことや、ご褒美をもらうことです。
いつでもただフードを与えているだけではしつけには結びつきません。
(あなたのことをフード配給人として好きになってくれるかもしれませんが) やたらと多くでてくるものは飽きも早くなります。
”時々に少し”が良いのです。それがほしい。だから注目度も高くなりそれをもらえたときの満足感も増します。
そこで、また褒美をもらうためにはどうすれば良いのかを犬が学習していきます。
学習させるためには熱意が必要です。
欲しくてたまらないものをゲットするためには、まず学ばなければならないこと。
それが良い行いとしてのしつけです。 “学習”に対しての熱意は人も犬も同じです。
何よりもまず訓練です。頑張ってみましょう。
Buddy Dog 犬幼稚園は愛犬の性格を考えながら、無理せず、あきらめず、一歩ずつ、オーナーと愛犬の関係をつくり直すことをサポートします。
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