ノミ・ダニの季節
2008-06-11迷い犬を保護し、犬幼稚園に連れて来られた犬に寄生していたダニ
どこまで知ってる?ダニ
Q1 ダニとノミは同じ昆虫である
答え)ノミは昆虫だがダニは昆虫ではない
Q2 代表的なダニ類。肉眼で見える大きさのダニは?
答え)マダニ類
マダニの大きさは未吸血時で約2〜3.2mm。ところが吸血後は小豆大の大きさまで膨らむこともあります。
Q3 マダニは1回にどのくらいの量の血液を吸う?
答え)マダニの体重の約100倍以上
血を吸ったマダニは、飼い主さんにイボなどのできものに間違われることもあります。
Q4 マダニがもたらす病気は?
答え)バベシア症
バベシア症はダニが媒介する病気の一つです。バベシアとは原虫の一種で動物の赤血球内に寄生します。
バベシア症では感染赤血球は破壊されてしまうため、重度の貧血が見られることがあります。
発熱、嘔吐なども見られ、重度になると生命に関わるため、マダニの多い地域は予防をしっかりとしておきましょう。
Q5 マダニ予防のボディチェック、どこを中心に見ればいい?
答え)顔周り
ダニが動物の体にいる場合では、ダニにも好みの場所があるようです。
ダニは蚊と同じように管状の口を皮膚に差し込んで吸血します。
そのため、比較的に毛の少なく皮膚がやわらかい部位で吸血している事が多いです。
ダニはノミと異なり、いったん吸血すると体を動き回って吸血場所を変えることはまれです。
特に顔周り(まぶた、耳、下あご、口のまわり)、胸、お腹のまわり、内股、肛門付近、指の間やパッドの間を注意して見てあげてください。
Q6 マダニが体についているのを発見!さあどうする!?
答え)動物病院へ
ダニはしっかりと体に食いついているため、無理に引き離すとかえって逆効果になる事があります。
例えば、ダニを無理に引っ張ってダニの口が皮膚内に残ってしまうと、炎症が残ることもあります。
ダニがまだ吸血せず、動き回っている場合には速やかにとってあげてください。
吸血しているダニを見つけた場合には動物病院に相談するか、連れて行ってあげてください。
飼主さん!ノミダニ予防も忘れずにお願いしますね。
ノミ・ダニ予防には何を利用していますか?
動物病院で駆除薬という方が大半ではないでしょうか。
ノミ・ダニがついている場合は使用せざるを得ないと判断しますが...
犬の首に垂らすようなノミ・ダニ駆除剤は、殺虫剤の農薬成分でできています。
殺虫剤でなければ、ノミやダニが死ぬはずがありませんが、なぜか犬に安全な成分といわれています。
説明書の警告を見ても、人間の手についたらすぐに洗い流す必要があるものを、犬の体につけること、1か月以上も効果があることは問題が多いと考えるほうが自然ではないでしょうか。
実際に、ノミダニ駆除剤の使用をやめて、皮膚炎や湿疹、フケ症が治った犬、肝臓の数値が標準値に戻った愛犬たちはたくさんいます。
マダニの恐怖が、日本全国に拡大中!
バベシア感染症の恐怖! 「バベシア感染症」というのは、あまり耳慣れない方も多いかもしれません。
というのも、普段めったに見ない病気ですので、獣医さんでもバベシア感染症を連想しにくい状況だそうです。
しかし、バベシアという原虫が赤血球に感染すると溶血性貧血を発症し、重い場合は、死亡します。
バベシア原虫には2種類(カニス、ギブソニ)存在しますが、それぞれマダニによって媒介します。
近年の交通網の発達や高速料金の減額などによって、愛犬をつれて移動する範囲が広がり、最近、日本全国でバベシア感染が確認されています。
バベシア感染症の治療は、バベシアの増殖を少しでも抑え、症状を緩和させて犬の体力回復を待つという方法が一般的ですが、マダニ予防をしっかりと行うことで、バべシアの感染を予防することが一番だそうです。
バベシア感染症は、もう西日本の病気ではなく、全国的に広がっていると、考える必要があるといわれています。
バベシア感染の予防については、「 ダニが寄生( と思われる)したら、すぐに薬剤などで駆虫する、遅くとも2、3日以内に 」と言われています。
ペットのためだけではなく、私たち人間のためにもマダニへの予防対策が必要です。
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ノミやダニ対策に薬を使わない天然の防虫剤が
愛犬・愛猫に寄生しやすいノミやダニ! ノミやダニの中には病原体が潜んでいることはご存知だと思います。
しかし、なかなか知られていないのが動物から人へ感染する病原菌が潜んでいること
愛犬・猫にはノミ・マダニから薬を使い駆除しますが、人は何の対策を打ちません。
本当は、飼主もノミ・ダニの対策を必要とします。
だからといって、再び殺虫剤や防虫剤を使用すると愛犬・猫への影響は・・・
さらに、飼主への影響も考えると・・・
飼主や愛犬・猫にやさしい天然の防虫剤が必要だと思いませんか?
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