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Dog's health飼い主の責任
愛犬の健康に関しては、『知らなかった』では済まされないことが多すぎます。 しかし、『知る機会が無かった』というのも事実でしょう。 これからは、家族の一員として迎えた『命』を守るという意味で、健康管理に注意をして下さい。 健康管理まずそれが飼い主として最低限の責任だと思います。 今現在の愛犬が健康に見えていれば、そんな知識など必要ないと思っている方も多いでしょう。 自分の周りに苦しんでいる愛犬がいなければ分からないものです。 園長はついこの前まで元気だった子が、ある日突然体調を壊すのをたくさん見て来ています。 そして次の日から獣医さんへ通い詰めて、手術をしたり、薬漬けになってみたり、点滴を受け続けるといった日々を送り、苦しみながら亡くなる愛犬がいることを知っていて下さい。
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●愛犬の食物アレルギー
 愛犬の食物アレルギー
犬も人間同様、アレルギーによる皮膚疾患の患畜が多くなってきています。
その原因は、様々な見解がありますが、合成の防腐剤や着色料、香料の過剰摂取によるものだとの声も....。
アレルギー体質の犬は、食物はもちろんの事、自然界の草木などにも敏感に反応するケースが多いので、 アレルゲンの入っていない食事を与えても100%完治するのは難しい事なのです。
検査を行ってアレルゲンを特定する事によりその食材の入っていないドックフードを選ぶ事ができるので、 獣医はアレルゲン検査を行うよう促しますよね。
それでアレルギー体質の犬の飼主さんは検査をする方が多いと思います。
しかし、園長は血液検査には疑問をもっています。
過去mascotsで1時間毎に4回採血をして検査を行いましたが各々の結果が異なっていたからなのです。
パッチテストの方が信頼できると思います。
園長はフードを変えて3ヶ月ようすを観てその後改善されない場合に検査を行うようお話しています。
検査を行い、その結果適切なフードが探せなかったためフードジプシーになったり、散歩ができない箱入り犬に してしまうほうが危険かも? (草木のアレルギーを持っているからといって散歩に連れて行かないのは、逆にストレスから別の病気を併発 させてしまうこともありますよ。)
現在、販売されているフードの中で、ラム肉とお米や玄米を主としたフードを低アレルギー対応ドックフードと 言っています。
これは、他の動物性タンパク質の牛や鶏肉に比べてラム肉をアレルゲンとして持っている犬が少ない為なのです。
ただ最近では、ラム肉の食事が主流となりつつある為、牛や鳥は大丈夫でもラム肉に反応する犬が増えています。
それではどんなフードに変えればいいの?
今までにドックフードの原材料として一般的ではない魚肉や豚肉を使用しているフード ドッグフードではおなじみのトウモロコシ・小麦や大豆を使用していないフードを与えるようお勧めしています。
毎日食べるものからアレルゲンを取り除く行為でかなりの症状の改善は認められます。
そこでドックフードの原材料をローテンションするのも良策!!。
愛犬の食物アレルギー<症状と原因>
 犬の食物アレルギーを引き起こす食物には、ドッグフードの主な原料として使われるものが多い。
大抵の場合、1、2種類の食物に対してアレルギー反応を起こすことが多く、それらの食物に含まれる タンパク質や炭水化物が、原因といわれています。
フードの値段の高い安いにかかわらず、同じ材料が使われていれば、アレルギーは出る可能性があります。
ある食物がアレルゲンになりやすいかどうかは、その食物に含まれるタンパク質・糖タンパク質などの 構造や分子の大きさに関係があるということも研究などで報告されています。
免疫グロブリン(抗体)の中には、消化器官の粘膜に多く存在するものがあってその働きが弱まると、 消化管の透過性が高くなり、栄養成分が大きな分子のまま、吸収されてしまいます。
そうなると、体の免疫系にとっては、異種の物質として認識される傾向が高くなって、 アレルギー反応が出やすくなるともいわれています。
犬の食物アレルギーの原因となる主なものには次のような食物が挙げられます。
卵・肉類: 牛肉、鶏肉、卵 穀類: 大豆、小麦、大麦、ライ麦、トウモロコシ その他: 乳製品
また、症状がアレルギーと似たもので食物不耐性があります。
アレルギーとの大きな違いは、アレルギーよりも急性であることが多く、体の免疫系の過剰な反応ではない。
例えば、ドッグフードを変えた途端に、体調がおかしくなった場合は、原因が食物アレルギーである 可能性は低いと考えられています。
食物不耐性で代表的なものは、ラクトース不耐性がある。
これは、犬の多くが牛乳などに含まれているラクトース(乳糖)を分解する酵素であるラクターゼを 十分に持っていないので、嘔吐や下痢などを起こすものです。
個体差もあるので、犬の中には、牛乳を飲んでも平気な場合もある。
食物アレルギーの治療法はまず、アレルゲンが何であるかを見つけることから始まります。
食品添加物もアレルゲンであるという意見もあるが、これについては賛否両論あります。
かりに添加物がアレルゲンであったとしても、そのケースは稀だといわれています。
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